去る平 成11月4日、松代ロイヤルホテルにて’99NAAAセミナーが開催されました。
講師に読売広告社のマーケティング局の高田文夫さんを迎え、「低成長下における広告営業」、「生活者主義のマーケティングトレンド」の二つのテーマでお話を頂きました。当日は約70名の会員社の営業マン、並びに媒体の営業担当者が集まり、4時間にも及ぶ長い研修ではありましたが、最後まで熱心に聴講していただけました。以下その要約をまとめてご報告いたします。
[要約]
長期景気低迷の中、クライアントの意識、消費者の意識共に大きな変化を迎えています。その変化に対応できる能力が、広告代理店に求められています。それは、情報収集力、企画力、知識、行動力など、各代理ごとの独自性を望まれているということもできますし、また、クライアントへの、媒体戦略の提案はもとより、商品企画、マーケティング戦略、SPの提案、クリエィティブ力など総合的な能力を求められてもいるのです。それらの能力の根底には、より消費者のウォンツ・潜在ニーズの引き出し役としての役割を果たすこと無しにはあり得ません。そのための「マーケティング」ということになりますが、消費者は自分の生き方を自分の価値観に基づいて自ら作り出そうという流れにあります。そのような消費者に選ばれるためのブランド力を、企業としても商品としても高める戦略を広報戦略の柱に据えなくてはなりません。今後も長野という魅力を充分に生かした広告戦略の展開に期待しています。
(詳細については会員各社に講演資料を送付してありますので、そちらをご覧ください)
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