長野県広告業協会

小池孝司理事長挨拶

みなさん、新年あけましておめでとうございます。
2007年、今年も県内各地から総勢275名の大勢の広告に携わる皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
昨年は10月に長野県内もデジタル放送が開始された年であり、本日お集まりの民放テレビ4局の皆様にとっては、節目の年であったかと思います。
新聞、テレビ、ラジオ、またインターネットを含め、我々はいま多様化するメディアから溢れる大量の情報と興味津々のエンターテイメントな中で生活しています。まさに、この刺激に満ちた時代の真っ只中にいる訳ですが、私たちに与えられている1日24時間、8時間の睡眠時間除くと、生活時間は16時間（960分）しかありません。忙しい人々は、価値あるものにしか時間を割きません。情報が、広告が、エンターテイメントがこの960分を奪い合っているといっても過言ではありません。消費者を魅了するコンテンツで楽しませなければ、私たちのブランドに時間を割いてはくれません。厳しい時代と言わざるを得ないところです。
ただ、デジタル化の時代の中にあっても、アナログの感性も大変重要ですデジタルの世界の体験は家に居て、新聞・テレビはたまたインターネットさえあればできるかもしれません。
アナログの場合はそれだけではダメで、「知って、行って、観て、会って」という4つのステップが必要です。特に「会って」がとても重要です。
本日、この会場は情報・広告、そしてエンターテイメントの仕事を代表する方々の集まりです。お互いに顔と顔を付き合わせて、アナログの世界で情報と広告の話に花を咲かせていただければ幸いです。
どうぞ、2007年も情報と広告、皆様のお力で地域経済の発展にご尽力ください。
最後になりましたが、今年度の幹事社である長野ＦＭ放送様をはじめ、広告業協会の羽生田総務委員長、新聞社・放送局の若手プロジェクトの方々と、長野地区の広告会社を中心としたプロジェクトなど、多くの皆様が、この会の設営にあたりまして大変なご尽力を戴きました。深く感謝申し上げ、広告業協会を代表しての挨拶に代えさせてさせていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。